あなたの心の一曲を #108_恋も一筋でごわす。

ホリプロちゃんねる「あなたの心の一曲を」
(インターネットラジオ局ヒマラヤ)
2018年6月24日分


#108_恋も一筋でごわす。迫田孝也 その④

M:May'n
迫:迫田


M:ということで、今回ももちろんゲストはこの方でーす
迫:こんにちは、迫田孝也でっす(低音から徐々に高音になる)
M:ははは、今日は最後ちょっとキュートな感じで
迫:最後っていうことでね
M:ありがとうございます
迫:最後にオシを加えてみました
M:俳優の迫田孝也さんをお招きしてお送りします
迫:よろしくお願いします
M:さて、もうたくさん楽しいお話をお聞きしてきたんですけれども
迫:はい
M:今回がゲストの回、最終回となりました
迫:ねぇ、はい
M:凄くあっという間でした、私
迫:ほんとですよねぇ
M:ありがとうございます
迫:とんでもないですよ。まだまだしゃべりたいこといっぱいありますけどね
M:ありがとうございます、あはは嬉しいです。最後はですね、この番組のサブタイトルでもある「あなたの心の一曲」
迫:はい
M:を、テーマにお聞きしたいと思っているんですが
迫:なるほど
M:音楽の話っていうのをしたいなと思ってるんですけれども。普段ってどんな音楽を聴かれてますか?
迫:いやね、あんまり僕音楽って聞いてないんですよ
M:そうなんですね
迫:小さい頃から、僕自身の両親も普段から音楽をかけるような家庭ではなかったんで。あんまり音楽に触れてきた人生ではないんです
M:へー
迫:それこそ10代から20代前半とか学生時代に、ちょっと自分で好きな曲とかを、CDとか買って聞いてたりしてたのが一番マックスだったかなと
M:へー
迫:はい
M:じゃああまりカラオケとか、ライブとかにも行かれない?
迫:あんまり行かないですね
M:へー
迫:はい。カラオケよりも、一人でカウンターに座ってるほうがいいっていうか。その、打ち上げとかあった時も、みんな二次会カラオケとか行く時には、私は、じゃあすいません、二次会…一人…居酒屋で、みたいな
M:そうなんですね
迫:そういうタイプですね
M:へー。そんな中で心の一曲っていうのをうかがいたいなと思うんですけど
迫:はい
M:何か一曲選ぶとしたら、この曲っていうのを教えていただけますか?
迫:はい。一曲ですよね…
M:はい
迫:私の中ですごい天秤にかかってて…まだ迷ってるんですけど
M:はい
迫:いいですか?
M:はい
迫:それこそ私のプライベートな所に関わってくるんですけどね
M:おおっ!?
迫:思い出の曲。学生時代ね。3回振られた女性が居るんですよ
M:え? 一人の方に?
迫:一人の方にね
M:えー? もう泣いちゃう!
迫:そう。でね。夜、こう同級生と飲んでて。もう一回行ってくるって。4回目行ってくるって
M:えー?
迫:ノリで
M:はい
迫:そん時に、なんか、こう自分にエンジンが欲しくて。たまたま聞いてたのが、ママス&パパスのカリフォルニアドリーミンっていう曲だったんですよ
M:えー
迫:よし、じゃあこれで、俺波ノリの気分で行ってくるわ! ってそれを聞きながらその相手の方のところに行って、告白したらOKやったんですよ!
M:えー!?
迫:これはねぇ、ほんとに、あの曲に僕は感謝しましたよ
M:すごーい!!
迫:4回目のOKってあります?
M:ないです
迫:タイミングですよね、やっぱり。ね?
M:ははは
迫:結婚…結婚みたいなのと一緒。多分、相手のちょっとした隙間にね、さーって流れ込んだんでしょうね
M:へー
迫:僕の告白が
M:ほんとに波ノリですね
迫:うん。おそらく
M:えー? それちなみに、その時になんでその曲だったんですか?
迫:それね、ほんとにたまったまだったんですよ。思いついた時にかかってたんですよ
M:かかってた
迫:そう
M:常に自分が好きで聞いてたってとかではなくて
迫:じゃなくて
M:えー?
迫:なんかこう…たぶん、あったかい時期だったんですよ。あの時。だからなんかそういうのをかけてて、じゃあ俺これ聞きながら行ってくるわ! って、ホントのノリだったんですね
M:へー。それちなみに、4回の告白ってどれぐらいの期間中なんですか?
迫:2年間…ですかねぇ
M:うわぁ
迫:うん、2年間で…。ずーっと、同じ部活の先輩だったんですけど、バレーボールやってて。そう
M:へー
迫:でもまさか4回目で成功した時の、あの時の自分の表情を撮っていたかった
M:あはは
迫:僕が一番たぶんびっくりしてたと思いますよ
M:凄いですね
迫:うん、まさか! えー? ほんとに? って思いましたもん
M:4回目を告白しようと思った時に、まさかって思ったってことは、別にこう…いける! って思ったから行った訳じゃないってことですよね
迫:じゃないです、はい。ちょっとね、3回も告白して失敗してたんで、ちょっと慣れてたんですよね
M:慣れてた!?
迫:俺ちょっと行ってくるわ! って。もう1回告白行ってくるわ! ぐらいの
M:ちょっとやだなぁwww
迫:っていうぐらいの。まぁでもね、好きな気持ちは変わらず持ってたから
M:そうですね
迫:もう1回挑戦してみる! って感じで行ったら
M:え? 凄い…
迫:そしたらスコーンってはまったんですよね
M:えー? めちゃくちゃ熱い方ですね
迫:まぁ…そうですね…一途だったんですよね
M:はー
迫:んでね、もう1つね、それもあるんですけど。もう1個悩んでるのがね
M:はい
迫:これはね、あの、また恋バナなんですけどね
M:はい
迫:今度はとある女性と別れた時に
M:はい
迫:体育倉庫で聞いてた曲なんですけれども…
M:えー? また泣いちゃうやつだ
迫:あのー…僕、多分、落ち込む時って、自分で演出してとことん落ち込むタイプなんですよ
M:あー
迫:その時に選んだ曲が、ユーミンの「Hello,my friend」っていう曲なんですね
M:はい
迫:その、ある女性から振られて、ホントに自分が…っ、この、部活始まるんですけど、部活始まったら大汗かきますから。その前に、くらーい体育倉庫の中で、ラジカセにそれをセットして1曲聞いてから始めるっていうのを、たぶん1週間から10日ぐらい続けて
M:あははは
迫:落ち込むだけ落ち込んだっていうのも、まぁまたこれもね、思い出深いんですけれども
M:はぁ…はい
迫:ただこれ、同一人物なんですよ
M:えー?! そうなんですか
迫:同一人物www
M:ははは
迫:振られた時…だからね、これ、どっちにしようかなって。でもやっぱりポジティブだから
M:あ、はい
迫:やっぱり、カリフォルニアドリーミンかな
M:あぁ…そうなんですね。えー? でも素敵なエピソードですね
迫:数少ないですから。音楽にまつわる僕のエピソードって
M:えー? またなんか、そこまで自分の人生とフィットして音楽のエピソード。なんか、話せる音楽があるって素敵だなっておもいました。私ってあんまり
迫:うん
M:もちろん自分のオーディションで歌った曲、とか
迫:うんうん
M:そういうのはあるんですけど。はぁ…なんか悲しい時にこの曲ずっと聞いてたな、みたいなのが意外と結構なくって
迫:あ、ないんですか? まぁそれだけ、いっぱい聞いてたって感じですかね
M:そうですね
迫:うん
M:好きな楽曲もたくさんあったんで
迫:うん
M:あんまり覚えてないっていうか。多分、辛かった時とか嬉しかった時に一緒に聞いてた曲もあるんですけど
迫:はいはいはい
M:あんまり…ないんですよね、はい。だからどっちのエピソードもめちゃめちゃ素敵って思いました
迫:素敵???
M:あと、なんか
迫:ひゃっひゃっひゃっ
M:好き! って思ったら、とことん突き進むってことですよね? きっと
迫:そうですねぇ。省みずに
M:えぇ
迫:相手の迷惑も省みずに。だからヘタすると、ストーカー予備軍ですよ
M:あはははは
迫:言うてもね、ちょっと怖いところもある、かもしれない
M:より大人になってたらね、ちょっと怖いところもあったかもしれない
迫:そうそうそう
M:学生じゃなかったら
迫:そう…ありますよ
M:えー? 私、自分からそんなすぐに「好きー」って言えないので
迫:はー
M:はい。だからちょっと冗談っぽくしちゃいますね
迫:はぐらかす?
M:もし好きだったとしても「あ、なんか、好きー」みたいな
迫:なんでその声?
M:あははは。それどっち? みたいな
迫:ああぁぁぁ
M:冗談にもとれる、ぐらいの
迫:確かに! 今、ふざけてると思った
M:そう。ふざけてるの? って言われちゃいます、よく
迫:自分を守りたくなるのかな?
M:そういうことなんですかね
迫:はぁ…僕、ちょっとMっ気あるからね
M:?
迫:痛めつけられるのも、ちょっと、こう、快感を覚えるんですよね
M:なんですか、それ
迫:振られるダメージがでかければでかいほど、燃え上がるというか
M:ほんとですか?
迫:うん。たぶん、そういうところがあるんでしょうね
M:えっ、そこから、ポジティブっていうお話されてましたけど、どうやって次に進めるんですか?
迫:落ちるところまで落ちたら、たぶん時間があとは解決してくれますよね
M:はー…
迫:うん
M:あー、なるほど
迫:だから、その彼女に振られた時なんか、友達読んでつきあってもらって、飲んで、翌日泣いて目がガチャピンみたいに腫れ上がってる時ありましたもん
M:えー?
迫:ほんとに開かないぐらいに
M:そういうお友達の前でも、思い切り弱いところを見せれるタイプですか?
迫:見せれますね
M:えー
迫:はい、そう
M:凄い
迫:それはあれですよ、不特定多数の人には見せませんよ?
M:それはもう親友とか
迫:信頼してる人達ですけどね
M:えー?
迫:逆に見て、って思ってるのかもしれません。今、こう、悲劇のヒロインを気取ってるじゃないですけど
M:あはははは
迫:そうすると、すっきりして、次に進めるような気がしていますね
M:いや、でもそうですね、ほんとに。私もこの1年、2年ぐらいでそこのあたりを自分のテーマにしてるんですよ。
迫:あー、そう
M:辛いときに、私はすぐ、私もポジティブだと思うんですけど
迫:うん
M:あーダメダメダメ、こんな落ち込んでる暇ないから、私。すぐこれやったらきっと次に進めるな、みたいな。次の対策をすぐに考えてしまって
迫:あー
M:あんまり、人生を振り返っても、落ち込んだ事がなくって
迫:うん
M:辛いことがあっても。それは逆に言うと、フタをして落ち込まないようにしてきたんだな、私。っていうのを
迫:あーなるほどね
M:最近気づいてきて。だから、ちゃんと自分の、自分自身に目を向けようって
迫:素直になろうってことね
M:そうなんですよ。辛いって時は辛いって思えばいいじゃん!
迫:いいじゃん!
M:って
迫:ね?
M:はい
迫:いいじゃん
M:親友とかにも、そんなに見せたことがなくって
迫:あぁ、そう
M:辛すぎるってとこまでは。だから、ほんとに親友とかの前では、私辛かった、って涙を流してもいいのかもしれないな、っていうのを最近感じていた、わたし、May'n、28歳です
迫:いい…いいと思いますよ
M:あははは、ほんとですかね
迫:うん、いいと思う
M:でもなんか、今日のこの音楽の話から、また改めて迫田さんって凄く素敵な方だなって
迫:あらっ
M:よりプライベートも、またぐっと見えたというか
迫:あらっ、そうですか
M:パーソナルな部分が凄く魅力的だなって今日
迫:言えない話もいっぱいありますよ?
M:ほんとですか?
迫:うん、ほんとに
M:聞かなくてよかったー
迫:はっはっはっ
M:このままで居たいです、私
迫:きれいな印象でね
M:ということで、お時間が来てしまいました
迫:おっ
M:全4回、ほんとにあっという間で
迫:ありがとうございました
M:楽しいお話をいっぱいありがとうございました。改めましてですが、大人の土ドラ「限界団地」に出演中
迫:はい
M:そして、西郷どんにも只今は、えっと…言葉指導でも入られておりますが、この先出演もされるということで、みなさんぜひぜひ
迫:よろしくお願いします
M:よろしくお願いします。それでは、最後になりますが、迫田孝也さんの心の1曲を聞きながらのお別れです
迫:はい
M:曲紹介をお願いします
迫:パパス&ママスでカリフォルニアドリーミン
M:ということで、4回に渡りありがとうございました
迫:ありがとうございました
M:迫田孝也さんでした。またぜひ遊びに来てください
迫:ぜひぜひ
M:May'nがお届けしました。ばいばーい

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